【新刊】トーキョーN◎VAカクテルレシピ&シナリオ集『Cocktale Party』
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トーキョーN◎VAの公式ゲストをイメージしたオリジナルカクテルのレシピ&イラスト集です。シナリオ2本&おまけのポストカード(4種ランダム)付き。 ◆掲載キャラクター◆ ・アルドラ ・メモリ ・レイ ・モードレッド ・ミュー ・悠羽 ・カーロス ・キース ・竜二 ・千早雅之 ・千住大和 ◆仕様◆ A5、24p、フルカラー、リング綴じ
シナリオ1『Salon de Rose』
◆概要 ▽PL4人~ ▽対応サプリメント 『ジアザーサイド』『クロスザライン』『ビハインドザダーク』 ▽ハンドアウト ・サロンのアヤカシ ・千早のクグツ ・ナイトハウンドのイヌ ・聖母殿のバサラ ・フリーランス ◆キーワード サロン・ドルファン、社交界、人とアヤカシ、ドラッグ、企業 ◆トレーラー 表と裏 光と闇 そして、人と人ならざるもの あらゆる存在が交錯する街、トーキョーN ◎ VA 加速する世界は、やがて相容れぬはずのふたつを入り混じらせた 人とアヤカシ、それぞれが互いを蝕み合い 混沌の街は更に混迷を極めていく ここに、破滅の未来を憂いた夜の貴族がひとり 彼は自らの屋敷を舞台に 親睦を深めるための正餐会を催すことを決めた 各界の有力者、著名人、そして意外な人物にまで次々と招待状が送られ ついにはあの“女大公”アルドラ・ドルファンの元にまで届いたという 果たしてこの宴の舞台にて 如何なる物語が紡がれるのか さあさあ皆様、お立ち会い トーキョーN ◎ VA the Axleration –Otherside Act- 『Salon de Rose』 夜の薔薇は待っている 運命の糸の紡ぎ手を
▼ハンドアウト
ハンドアウト1:アヤカシ コネ:アルドラ・ドルファン 近頃N◎VAを騒がせているアヤカシ狩り事件。バサラでもマヤカシでもない普通の人間がアヤカシを襲うのだとか。その事件で消滅させられた同胞もいると聞く。 あまり表沙汰にはなっていないが、それとは別にヴァンパイアが行方不明になる事件も起こっている。消滅したのではなく、攫われたように行方がわからないらしい。 これだけ夜の秩序を乱す事件が起きているにも関わらず、君たちの主アルドラは何もしようとせず、命令を下すこともない。かと思えばローズ伯爵とかいう二流のアヤカシが開く正餐会に参加するのだとか。一体、大公殿下の真意はどこにあるのだろうか。 そういえば君のもとにも伯爵からの招待状が届いていた。彼女に同行し真意を探り、あるいは彼女に先んじることこそ君の務めかもしれない。 PS:アルドラの意図を汲み、サロンの危機を回避する ハンドアウト2:クグツ コネ:ベラーノ・ハボリム 君のもとに一通の手紙が届いた。差出人はローズ伯爵というヴァンパイアらしい。訝しく思っていたところ、君はベラーノ・ハボリムと共に後方処理課十三班の班長・メルトダウンからから呼び出された。巷で流行っている“スウィーティーレッド”というドラッグ――何故か薬物反応が出ないことと強い依存性が相まって、かなりの利益を上げているという。君に下された命令はそのドラッグの調査と企業利益の追求だ。そして班長はこう付け加えた。「ローズ伯爵からの招待状を受け取ったと聞きました。正餐会にはこの案件に詳しい方々も招かれているといも」 なるほど、この件を担当するには招待状を受け取った君が適任というわけだ。だが、『たったそれだけで』『メルトダウンが直々に』『わざわざ複数人の人員を割いて』命令を下すとは思えない。この“スウィーティーレッド”には恐らく、千早に大きく影響する何らかの秘密が隠されている可能性があるのだろう。 PS:スウィーティレッドに関する問題を解決し千早の利益を守る ハンドアウト3:イヌ コネ:白麗 最近、一般人が突然アヤカシに襲い掛かるという事件が頻発している。それもアストラルの知識もないような一般人が、だ。集団で襲われたケースもあり、命を奪われたアヤカシも出ている。 聖母殿からの協力要請があり君も対策本部の一員として事件解決に向けて動いていたのだが、ある日”スウィーティレッド”という危険なドラッグの案件まで回ってきた。ただでさえ羅生門とかいうアヤカシ集団による面倒事も増えており圧倒的人員不足であるというのに、まったくなんという無茶ぶりか! 手が回らずタスクばかりが溜まっていく君のもとに、一通の手紙が届いた。ローズ伯爵というヴァンパイアから、正餐会への招待状だ。親人間派の伯爵は人間もアヤカシも招待したという。そのうえ噂によれば、羅生門のブレインと囁かれるアヤカシ・白麗まで招かれているらしい。そこならば、人間とアヤカシに跨ったこの事件の情報も得られるかもしれない。 君は資料とタスクに埋もれる隊員たちの声を振り切って、正餐会へと向かった。 PS:情報を収集し、アストラル絡みの事件を解決する ハンドアウト4:バサラ コネ:アメリア・アインスブルク 近頃物騒な事件が巷を騒がせている。“スウィーティーレッド”とかいう危険なドラッグが流行っているとか、一般人が突然アヤカシに襲い掛かっただとか。 災厄の街ではよくあることだが、人間とアヤカシ(のみでなくヒルコやAI、マキノイドもだが)の平和的共存を願うミューはこの件に大変心を痛めている。N◎VAの平和を守るためにも、ミューの心痛の和らげるためにも、君がこの事件を解決しなければ! そんな決意を後押しするように君のもとに一通の招待状が届いた。差出人はローズ伯爵。人間とアヤカシの共存を願う親人間派のアヤカシだ。どうやら彼も現状を憂えており、両者の仲を取り持つべく正餐会を開くのだという。 そして、君の他に招待状を受け取った者がもうひとり――かのアメリア・アインスブルク。裏方仕事が本業の彼女が自ら出席するというのだから、余程意味のある会合であるに違いない。 この件を平和的に解決し人間とアヤカシの共存の道を探るには、彼の招待に応じるべきだろう。 PS:アヤカシ狩り事件を解決し、人とアヤカシの歩み寄りを図る ハンドアウト5:指定なし コネ:ミスタ・ガーデナー 君のもとに一通の手紙が届いた。今時珍しい紙の封筒に入って丁寧に封蝋まで押されている時代錯誤の手紙の差出人は、ミスタ・ガーデナー。かつてN◎VAでギャンブラーとして日銭を稼いでいた胡散臭い男で、君の古馴染みの悪友だが、現在はどういうわけか、ローズという名の伯爵の代理人をやっているらしい。しかもその伯爵とやらはヴァンパイアであるとも書いてある。そして、このローズ伯爵はなんと君を正餐会へ招待したいという。正直何故君にこんな招待が来るのかはわからないが、きっとミスタが何か手を回したのだろう。 そう言えば最近風の噂に、やれアヤカシが人間に襲われただの、妙なドラッグが流行っているだの、サイバーサイコの暴走事件が増えただの、物騒な話がいくつも聞こえてくる。 社交界だなんて人の集まる場ならば、きっとより多くの情報が手に入るに違いない。暇つぶしにも儲け話にも最適だ。 君は伯爵のこの面白そうな招待を受けることにした。さて、社交界に着ていけるような服はあっただろうか。 PS:正餐会に集まる情報を集める
シナリオ2『Cocktale Party』
◆概要 ▽PL4人 ▽対応サプリメント 『ジアザーサイド』『クロスザライン』『ビハインドザダーク』 ▽ハンドアウト ・フリーランスの探偵 ・河渡連合のヤクザ ・千早重工の工作員 ・フリーランスの情報屋 ◆キーワード ドラッグ、利権争い、ストリート、サイバー、記憶 ◆トレーラー トーキョーN ◎ VA( このまち) には何だってある 人材( ヒト)、物資( モノ)、資金( カネ)、情報( ネタ) 玉石混淆、選り取りみどり 手に入らないものなんてない 何もかもが溢れるこの街で 最も価値を持つのは? それは最新( ホット) で貴重( レア) な話題( ニュース) 誰かのゴシップにストリートの勢力事情 門外不出の企業戦略や危険な軍事機密 喉から手が出るほど知りたいコトから知らなきゃ良かったハナシまで 誰かのアタマの中に眠るとっておきの情報( ネタ) 知りたいことだけ手に入れて、都合が悪けりゃ揉み消して 世界( ニューロエイジ) を操る最強の武器 罠( デマ) にさえ惑わされなけりゃ 制した奴が勝利( ジャックポット) だ トーキョーN ◎ VA The Axleration 『C◎CKTAIL PARTY』 運命の扉の中 混じり合う真実を見つけ出せ
▼ハンドアウト
PC1:フェイト コネ:レイ(推奨:感情) レイはブラックハウンド機動捜査課の課長である前に君の友人の一人だ。 そんな彼女が、君の事務所を私服で訪ねてきた。つまり、警察組織では捜査出来ない事件があるということなのだろう。 レイが言うには、近頃N◎VAのあちこちで記憶喪失を患う者が増えているらしい。 具体的に何か事件が起きてはいないため、ブラックハウンドは現状動きようがない。しかし数が明らかに多いため、どうにも嫌な予感がしてならないのだという。 「被害が出る前に何とか出来る可能性があるのは、フェイト(おまえたち)だと思うんだ」 そう言って、レイは君に深々と頭を下げた。この信頼を裏切ってはフェイトの名折れというものだ。 PS:記憶喪失事件を解決する PC2:レッガー コネ:河渡白夜(推奨:外界) 「……ヤクの売上がな。不自然なくらいに落ちてんだよ」 君を呼び出した河渡白夜は、苛立たしげに吐き出した。 何でも、『竜二に秘密のシノギ』の調子が近頃芳しくないらしい。 元より河渡の中でも更に裏の稼業だ、見込みがなくなったものと切り捨てることは容易いが、赤字まで出つつあるとなればそうもいかない。損失を埋めないことには、遠からず竜二の知るところにもなりかねない。 それに、何者かがこの件の裏にいるのだとしたら――ナメられたまま黙っていることはレッガーとして許されない。 背景を調査し、場合によってはその原因に落とし前をつけさせること。 それが白夜から君に架せられた今回の任務だ。 PS:ドラッグルートの異変を調べる PC3:クグツ コネ:千早雅之(推奨:理性) その日の仕事は、いつもの後方処理課課長からの命令ではない。君を呼び出したのは、誰あろう社長である千早雅之その人だった。 他の者はおらず、どうやら社長が個人的に君ひとりを指名したということらしい。信のおける者でなければ任せられない仕事なのだろう。 社長から下された命は、通称『M』と呼ばれるデータの奪還。 新規商材の開発に関わる貴重な研究データらしく、数ヶ月前に担当のタタラが失踪して以来その消息と共に所在がわからなくなっていることが最近判明したのだという。 機密性の高いプロジェクトだったようで、そのタタラ以外に概要を知る者はいないそうだ。 「貴方であれば――“最後まで完璧に”仕事を完遂してくれると信じています」 社長が付け加えた意味ありげな一言も、君にとってはちょうどいいハードルだ。 PS:機密データ『M』を奪還する PC4:ニューロ コネ:“シェイカー”(推奨:外界) Cafe&Bar“J◎KER”。レッガーたちの抗争の真っ只中に位置しながら、完全なる中立を貫いている貴重な店だ。立場や所属を問わず、人、物、金、情報、全てを仲介し交流することが叶う場として数年前からイエローエリアで人気を博している。 そんなJ◎KERに新しいバーテンダーが入ったらしい。“シェイカー”と呼ばれるその男が来てからと言うもの、店はそれまで以上に爆発的な賑わいを見せだしたという。 そしてそれは人の入りの話だけに留まらず、『行き交う情報の量までも』それまでとは比べ物にならないほどに増えているのだ。 流れる情報の内容は方向性やジャンルを問わず、取り留めもない噂話のようなものから重大な機密まで、非常に多岐に渡る。 お陰で情報の相場も崩れ、ソレを生業にする君としては商売上がったりもいいところなのだ。 それに、君の勘が告げている。これは間違いなく、『何か』の始まりに違いないと。情報を制する者は世界を制す。この事態についても、出来る限り早く把握しなくてはならない。 PS:J◎KERと“シェイカー”について調査する